香川県には24もの小さな島々があるのをご存知でしたか?
北海道出身の私は小豆島ぐらいしか知らなかったのですが、今回直島というところが島全体にアート作品が展示されているという情報を仕入れたので行ってみました!
先に言っておきますが、ほんっっっっとに良いところでした。
できれば一泊したかった・・・。
それでは直島旅行のレポートにおつきあいください。
直島って何!?
直島は香川県高松市の北に位置し、古い建物と現在アートが調和する島全体がアートになっている場所です。
島の面積は14.22㎡と北海道の約5800分の1の大きさの島内に約3,000人が住んでいます。
wikipediaによると1960年代後半の観光ブーム時にキャンプ場をオープン下が石油ショック後に衰退。
その後、町長の島を文化的な場所にしたいとの意向もあり「直島文化村構想」を発表し、1992年にホテル・美術館の「ベネッセハウス」建設などへと拡大する。
当初、島民の美術館への関心は薄かったが「家プロジェクト」などを通じて徐々に島民の理解を得て現在のアートの島へと発展したそうです。
直島への行き方
直島へはフェリーで行きます。
香川の高松から行くルートと岡山の宇野から行くルートがあります。
価格は宇野から行くルートの方が大人290円と安く、乗船時間もフェリーで20分、高速客船で15分程度と短いです。
高松からの料金は大人が520円、乗船時間はフェリーで50分、高速客船で20分程度です。
自家用車をフェリーに乗せることも可能です。
運行時間は下記のサイトから確認できます。
四国汽船株式会社
直島内でレンタカーもできるみたいですし、バスもレンタル自転車もあります。
時間のある方はバスやレンタル自転車でも良いかもしれません!
あまり時間のない方はレンタカーか自家用車がオススメです!
直島の観光エリア
直島には大きく3つのエリアに分かれています。
1.宮之浦エリア
2.本村エリア
3.美術館エリア
各エリア間は車で10分もないぐらいの距離なのでどの順番で見てまわっても良いかと思います。
フェリーの乗り降りは宮之浦エリアにある海の駅からなので、宮之浦エリア少し→本村エリア→美術館エリア→宮之浦エリアの順番で観光しました。
宮之浦エリア
海の駅「なおしま」
アートの島の玄関です。
2010年には建築家にとって最高の栄誉とされるプリツカー賞を受賞したそうです。
建物内にはお土産の販売や軽食を食べることもできます。
帰りのフェリーチケットを購入するのもここです!
家プロジェクトのチケットもここで購入できます。
草間彌生の作品「赤かぼちゃ」
海の駅「なおしま」のすぐ横にあり、フェリー上からも見ることができます。
草間彌生曰く、『太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と自身が語った作品。
赤かぼちゃの中に入ることもできますよ!
直島パヴィリオン
蜃気楼で海面に浮いているように見える「浮き島」を表現しています。
夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気になるそうです。
直島銭湯「I♥湯」
アーティスト・大竹伸朗が手がける実際に入浴できる美術施設。
時間の関係で入れなかったのですが、外装だけでなく内装、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器までにも大竹伸朗ワールドが広がっているそうです。
営業時間:
平日
14:00 〜 21:00(最終受付20:30)
土日祝
10:00 〜 21:00(最終受付20:30)
定休日:月曜日
鑑賞料金:510円
※15歳以下210円(3歳未満は無料)
※直島島民は310円
↓こちらの記事でがっつり紹介されています!
Cin.na.mon
海の駅なおしまから徒歩5分ぐらいの場所にあります。
昼はカフェ、夜はバーになるそうです。
私は昼に行ったので、瀬戸キュンというレモネードを飲みましたが、さっぱりしていて美味しかったです!
店内もおしゃれなのでアートの島にはぴったりのお店ですね!
電話番号:087-840-8133
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
定休日:月曜日
リンク:http://www.cin-na-mon.jp/index.html
宮浦ギャラリー六区
2013年でできたばかりのギャラリー。
島内に唯一あった「パチンコ999」を改装して作られたそうです(島民談)。
この日は改装中でしたので、中は観れなかったのが残念でした・・・。
これからいく方は予定を確認してから行った方が良さそうです!
リンク:http://benesse-artsite.jp/art/miyanoura-gallery6.html
本村エリア
家プロジェクト
家プロジェクトは本村エリアにて1998年の角屋から始まったプロジェクトです。
現在は「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されており、建物ごとに違ったアートが展示されています。
チケットはワンサイトチケットが410円、共通チケットが1,030円で購入できます。
オススメはやっぱり共通チケットです!
チケットはベネッセハウス、本村ラウンジ&アーカイブ、直島町観光案内所(海の駅なおしま内)、植田たばこ、T.V.C RENTALなどで購入できます。
我々は「南寺」で購入して、そのまま「南寺」のアートを鑑賞するところからスタートしました。
各サイト同士は徒歩で移動できるぐらいの距離なので、ぶらぶら散歩しながら目的のサイトを1つずつ鑑賞していくのが楽しいと思います。
この本村エリアにもカフェなどがたくさんあるので、おしゃれなカフェに出会ったらそこで休憩するのも楽しいですよ!
島小屋 – shimacoya|BOOK CAFE & TENT STAY
島小屋はブックカフェにテント泊ができる施設が併設されているおしゃれなお店です。
店内には本がたくさん並べられていて、本を読みながら食事を摂れるのが良いですね!
ホットレモネードを飲みましたが、優しい味で美味しかったです。
テント泊の方は友達と何人かできたら楽しそうです!
料金はテント、シュラフ代込みで2,500円/1名、2名だと2,000円/1名と格安です!
直島カフェ コンニチハ
外観はおしゃれ、内装は昔懐かしおばあちゃんちのような雰囲気のカフェです。おそらく結構な人気店!
我々が食事している間にも何人ものお客さんが来られていました。
カフェの目の前は海なので、テラス席でゆっくりコーヒーを飲むのも良いかもしれません。
ランチメニューはシーフードカレーとチーズリゾットを食べましたがどちらも美味しかったです!
電話番号:087-892-3308
営業時間:
夏 だいたい 10:00 – 20:00 くらい
冬 だいたい 11:00 – 18:00 くらい
定休日:不定休
リンク:http://konichiwa.jp
美術館エリア
美術館エリアは時間の関係で南瓜しか見れませんでした・・・。
草間彌生の作品「南瓜」
1994年に創られたこちらの作品は海に面していることもあって、台風の時期には雨風に打たれまくっているそうです笑人気スポットなので順番に記念撮影をしていました。
場所はつつじ荘の近くにあります。
まとめ
写真と動画だけでは伝えきれないほど直島は素敵なところでした。
また是非行きたいなと思います!
直島から近い倉敷もオススメですよ!